理事長より

城陽市東部丘陵地における山砂利採取は、昭和36年頃から始められ、その面積は市の13%を占めております。

山砂利採取により生産された砂利・砂は、建設工事に不可欠な良質のコンクリート骨材として、近畿圏の建設事業に重要な役割を果たしてきましたが、一方では、自然環境の荒廃、景観の悪化、交通公害の発生など、市民生活にさまざまな影響を与えてまいりました。

自然環境の修復・保全、快適な生活環境の確保をするためには、行政の適切な措置や、砂利採取事業者等がそれぞれの立場で社会的責任を自覚し、あらゆる努力を講じる必要があります。

公社は、このような時代の要請に応えるため、京都府・城陽市・近畿砂利協同組合の三者で構成する公益法人として平成元年に設立されました。このたび、一般財団法人へ移行しましたが、引き続きその設立目的に沿って事業を推進しているところです。

当地域は、京都市、大阪市から20~30km圏に位置する木津川右岸地域にあり、新名神高速道路が着工されているほか、京都府の新京都府総合計画で広域的な観点から土地利用の検討がなされ、京都府立木津川運動公園の整備が進められており、将来の発展が期待される地域であります。

公社は、安全・安心な埋め戻しを実施すべく、建設発生土を受入れるに当たり、土壌汚染防止のための検査体制や、産業廃棄物搬入防止のための監視体制等を整え、周辺地域の生活環境の保全にも努めております。

また、受入地は、長期工事や大規模工事にも対応可能な府内最大の受入規模を有し、長池地区・青谷地区の2ヶ所の入口には、十分な交通容量のある幹線道路からアクセスできる交通環境も整備されております。
どうか皆様方におかれましても、公社事業の重要性をご理解いただき、格別のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2013年12月

一般財団法人城陽山砂利採取地整備公社
理事長  奥 田 敏 晴